ボストンの語学学校から、ボストンの語学学校から、Cypress Collegeそして、UC Berkeleyへ進学し心理学を専攻して学士号を取って帰国するまでのエピソード

進学について

このページでは何故Cypress Collegeを選び、どのような経緯でUC Berkeleyに進学したか説明します。

Cypress Collegeへ入学した理由
まず、コミュニティカレッジを経て、4年制の大学に進学することを考えていましたので、2年制の大学から4年制の大学への進学システムが整っているカリフォルニア州のCommunity Collegeに入学することを最優先にしていました。当時通っていた語学学校にカリフォルニア州のCommunity Collegeへ入学したい旨を伝えると、FLS Internationalの英語能力判定基準を入学条件として受け入れているCypress Collegeを紹介され、入学が決まりました。

IGETC
カリフォルニア州の2年制の大学から4年制の大学への進学システムは、The Intersegmental General Education Transfer Curriculum (IGETC) と呼ばれています。このシステムの概要は、 Articulation System Stimulating Interinstitutional Student Transfer (ASSIST) のサイトから確認できます。そもそもカリフォルニアの州立4年制大学には、California State University (CSU) に属する23の大学と University of California (UC) に属する10の大学の二つの系統が有ります。この二つの系統の大学群にカリフォルニア州にある2年制のCommunity Collegeからの編入学を行いやすくしているのがIGETCというシステムです。計33校のカリフォルニア州立の4年制大学の学部に受け入れられるためには、どのような授業をCommunity Collegeで受けなければならないのかを細かく規定しているのがIGETCシステムなのです。このシステムは、州外の教育機関からも高く評価されていて、New York州のCommunity Collegeから4年制の大学への編入システムは、カリフォルニア州のシステムを模倣して作れらたものだそうです。ですから、カリフォルニア州やNew York州のCommunity Collegeからは、州外の4年制大学への編入学もスムーズに行うことが出来ると聞いていました。実際、State University of New York (SUNY) のStony Brook校の心理学部にも願書を送り、3年次への編入学許可を頂いていました。この学校はNew York州の州立大学で授業料も安く、高いレベルの心理学プログラムを提供していますし、New York Cityからもそう遠くない学校で、実は本命の大学でした。4年制の大学への進学を視野に入れて、Community Collegeへ行かれる方は、カリフォルニア州か、New York州のCommunity Collegeに行かれることを個人的にはお勧めします。

候補にしていた大学
学費の安い公立の大学へ行くことを目標にしていました。UC Berkeley, UC LA, CAS Long Beach, SUNY Stony Brook, University of Wisconsin Madisonなどを候補にしていました。

授業料
学費を比べると、UC>University of Wisconsin Madison>CSU=SUNYでしょう。UCに属する大学群はどの大学でも同じような価格です。私立の大学並みに高額です。CSUに属する大学群もどの大学でも同じような授業料です。ちなみにUC Berkeleyでの学部留学生の最低授業料は、2011-2012の1年間$37,339。生活費も含めると年間$54,238必要であると書かれています。University of Wisconsin Madisonの学部留学生では、2011-2012の1年間の授業料が$25,421 生活費も含めて$44,414から$44,918だと書かれています。

1セメスターに必要な授業料(学部生)
CSU LB 12単位で約$7,833
SUNY Plattsburgh $ 7,410+$619
Cypress College 12単位で約$3268程度

上記の金額で試算
私は、Cypress Collegeで82単位取りましたので、合計で$22,222+$90で、約$22,312程授業料だけで支払った計算になります。この金額に1年半のUC Berkeleyでの授業料$56,008を加算すると、$78,009となります。
もしも私が、Cypress Collegeに通わず、4年間UC Berkeleyに通っていたら、授業料は、約$149,356だった計算になります。
もしも私が、CSU LBに4年間通っていたら、おそらく授業料は、$62,664程だったでしょう。
もしも私が、Cypress Collegeの後、CSU LBに1年半通っていたら、おそらく授業料は、$45,811程度だったでしょう。
この金額はあくまで試算ですし、年々授業料は上昇傾向にあります。実際にかかる金額は、日本円で支払うので、為替レートの変動で大きく変わります。

TOEFL

入学に必要な最低TOEFLスコア(学部生)
CSU LB Paper: 500, iBT: 61
Cypress College Paper: 500, iBT: 61もしくは、英検準1級
UC Berkeley Paper: 550, iBT: 80

成績
アメリカの授業を受けて学期を終えると、その授業の最終成績は普通ABCDFの5段階で評価されます。最高得点を100%として、100%から90% までの得点率をAと評価し、、89%から80%までをB、79%から70%までをC、69%から60%までをD、59%以下をFと評価する場合が多いです。自分は、Cypress Collegeで受けたすべての授業でAを頂きました。この5段階評価で、Aには4ポイント、Bには3ポイント、Cには2ポイント、Dには1ポイント、Fには0ポイントが一般的には与えられ、これにその授業の単位数をかけた値を、それぞれの授業で得たポイントと足して総単位数で割り、平均GPAを求めます。

UC Berkeleyが求める学生像とは?
具体的なUC Berkeleyの入学審査基準はBasic Admission RequirementsHow Berkeley Selects Students に書かれています。私の知る限り、UC Berkeleyに受け入れられるためには、高いGPAはもちろんのこと、課外活動でのリーダーシップを務めた経験や、社会奉仕の経験が必要であると言われていました。自分も勉強を頑張ってすべての授業でAを取得し、老人介護施設で折り紙を教えるボランティアをしていました。GPA以外のことは、基本的には提出するThe Personal Statementと呼ばれるエッセイに書く必要が有ります。エッセイは英語力が評価される部分でもありますので、かなり力を入れて書きました。誰か、英語の文章力のある人に必ずエッセイを見せて、アドバイスをもらう事が大事です。私は、アメリカで手術した経験なども書き、逆境を乗り越えてきたこともエッセイではアピールしました。

The Japanese Club
Cypress CollegeでThe Japanese Clubを創設して部長になったのは、UC Berkeleyから入学許可を頂いた後で、その行動が評価されてUC Berkeleyに入学できたわけではありません。


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